pogeraの米国株投資日記

1987生まれリーマンの米国株投資、資産運用日記、たまに趣味の話など




私がシーゲル本から学んだこと~配当金がなぜ大事なのか~

pogeraです。

 

いきなりですが、みなさんが株式投資で重要視することは何でしょうか?

利益率、成長率、配当金、ROE、PER、マーケットシェア、事業の継続性...etc

たくさんの指標があると思います。

もちろんすべて大事です。

しかし、私はこの中でも特に配当金に重きを置いています。

 

 

 

株式会社とは、株主からの出資金、銀行からの借入金を使って事業活動をして、利益を出し、その利益を設備投資に使ったり、配当金として株主に還元します。

 

①配当を支払わずに利益をすべて設備投資に回し、さらに利益拡大を目指すこともあれば、②設備投資はせずにすべて配当金を支払う企業もあります。

 

①配当金を支払わず、すべて設備投資した場合

 

この段階では利益は、株主に還元されていません。

設備投資によって、未来の利益が拡大する可能性があり、その期待感によって株価は上がるかもしれません。

過去の活動成果の報告を先送りしているのです。

ただし、未来がどうなるかは誰にもわかりません。

設備投資の効果、来年以降の企業戦略の成否、世間の期待感、すべて不確定要素です。

 

②設備投資はせず、すべて配当金に支払った場合

配当金を支払った段階で、企業の利益が株主のものになります。

過去の活動成果を確定させています。

配当金という誰の目にも明らかな事実、確定要素として、株主に還元しています。

 

 

粉飾決算であったり、突然の大幅赤字転落だったり、

企業決算を注意深く確認しても、その企業が好調かどうか、100%はわかりません。

設備投資がこの先の利益にどうつながるかは、わからないんです。

 

まとめ

株主が卓越したリターンを生む上で、配当がなくてはならないほど重要なのは、それが信頼の印となるからだ。配当が支払われていれば、決算にまちがいがないことが投資家にもわかる。経営陣が会社は黒字だというとき、株主は、だれはばかることなくこういっていい。「金を見せてくれ!」金をみせてきた会社は、最高のリターンを達成してきた。 株式投資の未来 p157より引用

 

これからも私は配当にこだわって投資活動をしていきます。

 




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